🆘 海外トラブルが不安? 盗難・急病・パスポート紛失・詐欺…その場で頼れるトラベルAIレスキュー。 詳しく見る → **2026年8月21日に、各機関の公式ページを確認して書いています(制度の根拠は国家警察・カタルーニャ州警察のオンライン被害届制度は随時更新の常設ページ/盗難届出件数は2026年第1四半期公表分)。**外国人旅行者向け電話窓口(902 102 112)の対応言語・受付時間帯とSATE窓口の設置場所は変わることがあるので、出発前に公式でご確認ください。
2026年8月21日に、スペイン国家警察・カタルーニャ州警察・在スペイン日本国大使館・外務省海外安全ホームページの公式ページを確認して書いています。特に電話窓口の対応時間や受付言語は変わることがあるので、その点だけは渡航前に公式サイトでご確認ください。
スペインはテロや凶悪犯罪の危険情報が出ている国ではなく、ふつうに観光する分には心配のいらない国です。ただしバルセロナやマドリードのような大都市では、スリや置き引きの被害届が日常的に出されているのも事実です。実は近年、被害に遭ったときの手続きがオンラインで完結しやすいよう整備が進んでいて、「警察署に何時間も並ぶ」という最悪の想像をする必要はありません。今回は、荷物を盗まれたときに実際にどの窓口へ行けばよいのか、公的機関の一次情報から整理しました。
バルセロナのスリ被害届は年1万件規模、ただし減少傾向
スペイン内務省が公表した2026年第1四半期の統計によると、バルセロナ市内では合計15,562件のスリ被害届が記録されています。これは前年同期比で19.4%少ない数字ですが、それでも無視できない件数だとして、カタルーニャ州警察が観光客に注意を呼びかけています。
この種の被害のほとんどは、空港のロビーやレストランのテーブルでバッグから目を離した瞬間に起きています。州警察自身が「空港であれ、レストランであれ、荷物から目を離さないこと」を第一の対策として挙げています。つまり、貴重品を体から離さない、椅子の背に鞄を掛けたままにしない、この2点を徹底するだけで、被害の大半は避けられるということです。万が一やられてしまっても、次の章で説明する手続きに沿って動けば大丈夫です。
暴力を伴わない軽微な窃盗は、オンラインで被害届が出せる
スペインの警察制度では、「暴力・脅迫を伴わない窃盗(hurto)」と「暴力・脅迫を伴う強盗(robo con violencia)」が明確に区別されています。前者であれば、多くの地域で自宅やホテルからオンライン被害届を出すことができます。
国家警察の公式サイト denuncias.policia.es は、英語・フランス語・イタリア語・ドイツ語に対応しています。ウェブ上で届出を記入したあと、48時間以内にいずれかの警察署へ行って内容を確認・署名すれば、正式な被害届として成立します。犯人が分かっている場合、暴力や脅迫があった場合、直接の目撃者がいる場合、未成年が被害者の場合、暴力・性犯罪の場合は、この方法は使えません。窓口では優先的に対応してもらえるので、事前にオンラインで内容を送っておくメリットは十分にあります。
なおスペイン警察自身も、行方不明者の捜索や緊急性の高い事案については24〜48時間の猶予を待たず、最寄りの警察署か091・112へすぐ連絡するよう呼びかけています。オンライン手続きが使えるのは、あくまで「命や身体に関わらない、軽い盗難」に限られると理解しておくと迷いません。
バルセロナ周辺は警察の窓口が違う、州警察のオンライン届は個人向けではない
ここで一つ、日本の旅行ガイドではあまり触れられていない注意点があります。バルセロナを含むカタルーニャ州では、治安維持の権限が国家警察から州政府警察「モソス・デスクアドラ(Mossos d’Esquadra)」に移管されています。
州警察のオンライン被害届システムは、暴力や犯人特定を伴わない窃盗・器物損壊を対象としていますが、この仕組みは商業施設(店舗など)専用と明記されており、個人の旅行者は対象になっていません。つまりバルセロナで個人が被害に遭った場合、オンライン完結ではなく、最寄りの州警察署へ足を運ぶ必要があるということです。2021年からは事前にインターネットで来庁の予約(cita previa)を取れる仕組みもあるので、これを使えば待ち時間を短くできます。
観光客向けにはもう一つ心強い窓口があります。マドリード・バルセロナ・バレンシアなどの主要観光都市には、外国人旅行者専用の「SATE(Servicio de Atención al Turista Extranjero)」という窓口が設けられており、病院・救急医療機関の情報とあわせて、この外国人旅行者支援サービスについて公式観光サイトが案内しています。言葉の面で不安があれば、まずこの窓口を目指すのがおすすめです。
電話でも被害を届け出られる、外国語対応の専用回線がある
その場ですぐに警察官へ状況を伝えたい場合は、電話という方法もあります。国家警察は外国人旅行者向けに902-102-112という専用電話番号を用意しており、窃盗や器物損壊、一部の書類・所持品の盗難、住居や店舗での窃盗をこの番号から届け出ることができます。対応言語はドイツ語・スペイン語・フランス語・英語・イタリア語です。ただし人に対する犯罪など、警察の即時対応が必要な事案はこの窓口の対象外で、電話で届け出た内容もあとで警察署にて48時間以内に署名・確認する必要があります。命の危険や進行中の事件は、迷わず112番へかけましょう。
パスポートを盗まれたら、警察の証明書を持って大使館・総領事館へ
パスポートそのものを盗まれた、あるいは紛失した場合は、警察の被害届(またはその証明書)を先に取得したうえで、日本の在外公館へ向かう流れになります。在スペイン日本国大使館の案内では、旅券を紛失・盗難された場合の手続きとして、新規旅券の申請または「帰国のための渡航書」の申請のいずれかを選ぶことになっており、原則として代理人による手続きは認められていません。
日本への直行便で緊急に帰国する必要がある場合は、新規旅券発給を待つ時間的余裕がないケースに限り、日本へ直行帰国する方だけが使える「帰国のための渡航書」を申請できます。管轄は住んでいる地域によって分かれていて、マドリードとその周辺は在スペイン日本国大使館、バルセロナ周辺は在バルセロナ日本国総領事館、カナリア諸島は在ラスパルマス領事事務所が窓口になります。カナリア諸島以外に滞在している場合は、大使館か総領事館に問い合わせるよう案内されています。新規旅券の発給までは通常2週間から1か月ほどかかりますが、帰国のための渡航書であれば多くの場合即日、状況によっては2日程度で発行されます。窓口は予約制になっていることが多いため、まずは電話かメールで連絡してから向かうと確実です。
緊急時の番号は112番に一本化されている
外務省海外安全ホームページによれば、スペインでは警察・消防・救急のすべてに対応する共通番号として112番があり、個別にかけたい場合は国家警察が091、市警察・交通事案が092、消防が080、救急が061という番号になっています。外国人旅行者向けの被害届電話窓口は902-102-112です。この番号さえ覚えておけば、状況に応じてスペイン側が適切な部署へつないでくれます。スマートフォンの緊急連絡先にあらかじめ登録しておくと、いざというとき慌てずに済みます。
トラベルAIレスキューならどう助けるか
トラベルAIレスキューは、スペインの警察・救急・大使館の連絡先を国番号付きですぐに電話できるようアプリ内に用意しており、112や091にかけるべきか迷う場面でも、その場で判断の助けになります。また「財布を盗まれました」「パスポートをなくしました」といった内容をスペイン語のカードで表示できるので、警察署の窓口や電話窓口の担当者に、言葉に詰まらず状況を伝えられます。そして何より、AIが会話の内容から被害届の下書きや保険会社への連絡サマリーをその場で作成。パスポート番号やカード番号を端末内に保存しておけば、電波が届かない状況でも取り出して確認できます。SIMがつながらないときのオフライン診断も備えています。有人の相談窓口や海外旅行保険とは違いますが、24時間いつでもあなたのトラブルに寄り添い、公的窓口へ正しく、早くたどり着くための橋渡しをお手伝いします。(手続きはスペインの警察・大使館の窓口で行ってください)
参照した情報源
- スペイン国家警察(Policía Nacional)「Denunciar」.https://www.policia.es/_es/denuncias.php,(2026-08-21閲覧).
- バレンシア市観光局「Servicio de denuncias para turistas extranjeros」.https://www.visitvalencia.com/planifica-tu-viaje-a-valencia/informacion-turistica-valencia/informacion-general/donde-poner-denuncia-valencia,(2026-08-21閲覧).
- カタルーニャ州政府警察(Mossos d’Esquadra)「Denuncias por internet exclusivamente」.https://mossos.gencat.cat/es/temes/denuncies/Denuncies-per-internet/index.html,(2026-08-21閲覧).
- 外務省 海外安全ホームページ「スペイン安全対策基礎データ」.https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_161.html,(2026-08-21閲覧).
- 在スペイン日本国大使館「旅券(パスポート)の申請手続き【紙の申請書】」.https://www.es.emb-japan.go.jp/itpr_ja/00_000948.html,(2026-08-21閲覧).
- 在スペイン日本国大使館「旅券(パスポート)の申請手続き【オンライン申請】」.https://www.es.emb-japan.go.jp/itpr_ja/00_000947.html,(2026-08-21閲覧).
- 在スペイン日本国大使館「旅券(パスポート)手続き(在ラスパルマス領事事務所)」.https://www.es.emb-japan.go.jp/itpr_ja/00_000909.html,(2026-08-21閲覧).
- マドリード市観光局(esMadrid)「Internet, telecommunications and postal service in Spain」.https://www.esmadrid.com/en/internet-telecommunications-and-postal-service-spain,(2026-08-21閲覧).
- 欧州消費者センター・スペイン「CEC-España informa a los turistas extranjeros del servicio de denuncias」.https://portal-cec.consumo.gob.es/en/comunicacion/noticias/2018/cec-espana-informa-los-turistas-extranjeros-del-servicio-de-denuncias,(2026-08-21閲覧).
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