🆘 海外トラブルが不安? 盗難・急病・パスポート紛失・詐欺…その場で頼れるトラベルAIレスキュー。 詳しく見る → **2026年9月6日に、イタリア国家警察・外務省海外安全ホームページの公式ページを確認して書いています。**オンライン被害届が対象とする犯罪の種類は変わることがあるので、出発前に公式サイトでご確認ください。
イタリアはテロや凶悪犯罪の危険情報が出ている国ではなく、ふつうに観光する分には心配のいらない国です。ただしローマ・ミラノ・フィレンツェ・ナポリのような観光都市では、置き引き・ひったくり・スリの被害が日本人観光客に多く出ているのも事実です。実は近年、被害に遭ったときの手続きがオンラインで完結しやすいよう整備が進んでいて、「警察署に何時間も並ぶ」という最悪の想像をする必要はありません。今回は、荷物を盗まれたときに実際にどの窓口へ行けばよいのか、公的機関の一次情報から整理しました。
ナポリ・シチリアではひったくりが多発、対策は「持ち方」で防げる
外務省海外安全ホームページによると、イタリアの犯罪認知件数は2023年で約234万件と、日本と比べて件数ベースで約3.3倍、人口比ベースで約7倍にのぼります。特にローマ・ミラノ・フィレンツェ・ナポリ等の観光地、レストラン、駅周辺、公共交通機関内での日本人観光客の置き引き・ひったくり・スリ被害が多く報告されています。
ひったくりは、歩行中にオートバイの2人組や自転車に乗った者が追い越しざまにバッグを奪い取る手口が中心で、特にナポリやシチリアなど南イタリアで多発しています。対策として外務省は、外出時に手荷物を最小限にする、貴重品は首下げ式の露出しないケースに入れる、バッグは車道側でなく身体の前で持つことを挙げています。オートバイが接近してきたら一旦立ち止まる、というのも有効な対処です。この2〜3点を徹底するだけで、被害の大半は避けられます。万が一やられてしまっても、次の章で説明する手続きに沿って動けば大丈夫です。
盗難・詐欺・紛失は、警察署に行かずオンラインで届け出られる
イタリア国家警察(Polizia di Stato)は「Denunce online」というオンライン届出サービスを提供しています。対象となるのは、盗難、コンピューター詐欺、詐欺、コンピューターシステムへの不正アクセス、クレジットカード・決済カードの不正利用、名誉毀損といった犯罪です。
この仕組みには2種類あります。ひとつは、事後に警察署で正式な届出への変更手続きが必要な「オンライン仮届出」。もうひとつは、紛失物についてのオンライン届出で、こちらは警察署へ行く必要がなく、申請から96時間以内に届出の証明書が発行されます。旅行中にパスポートやスマートフォンを「盗まれた」のか「落とした」のか判然としない場合でも、まずはこの制度で手続きを始められるということです。
利用は公式ポータル「Denuncia via web」(denunceonline.poliziadistato.it)から、SPID(イタリアの公的個人認証システム)またはCIE(電子身分証)でログインして行います。日本人旅行者はこのどちらも持っていないのが通常なので、この方法が使えない場合は、次の窓口を頼ることになります。
SPID・CIEが無い旅行者は、最寄りの警察署(Questura)へ
イタリアの公的個人認証を持たない訪日旅行者にとって、オンライン届出が使えないケースは珍しくありません。その場合は、最寄りのQuestura(警察本部)またはCommissariato(警察署)へ直接出向いて被害届(denuncia)を提出します。
窓口では、いつ・どこで・何を盗まれたかを具体的に伝えられるようにしておくと手続きがスムーズです。パスポート番号やクレジットカード番号が分かる控えがあれば、それも持参しましょう。届出の受理番号(numero di protocollo)や控えの書類は、保険金請求や次章で説明する大使館での手続きに必要になるので、必ず受け取って保管してください。
パスポートを盗まれたら、警察の届出を持って大使館・総領事館へ
パスポートそのものを盗まれた、あるいは紛失した場合は、警察の被害届(またはその控え)を先に取得したうえで、日本の在外公館へ向かう流れになります。管轄はローマとその周辺が在イタリア日本国大使館、ミラノ周辺が在ミラノ日本国総領事館です。
日本への直行便で緊急に帰国する必要がある場合、新規旅券の発給を待つ時間的余裕がないケースに限り、日本へ直行帰国する方だけが使える「帰国のための渡航書」を申請できます。新規旅券の発給までは通常数日から1週間程度かかることが多い一方、帰国のための渡航書であれば多くの場合即日から数日で発行されます。窓口は予約制になっていることが多いため、まずは電話かメールで連絡してから向かうと確実です。
緊急時の番号は112番に一本化されている
外務省海外安全ホームページによれば、ローマ・ミラノ等の大都市圏における緊急時共通番号は112番です。個別にかけたい場合は、国家警察・軍警察への通報も112番、消防は115番(112番でも可)、救急は118番(112番でも可)となっています。この番号さえ覚えておけば、状況に応じてイタリア側が適切な部署へつないでくれます。スマートフォンの緊急連絡先にあらかじめ登録しておくと、いざというとき慌てずに済みます。
トラベルAIレスキューならどう助けるか
トラベルAIレスキューは、イタリアの警察・救急・大使館の連絡先を、国番号(39)付きですぐに電話できるようアプリ内に用意しています。また「財布を盗まれました」「パスポートをなくしました」といった内容をイタリア語のカードで表示できるので、警察署の窓口で提示するだけで即座に状況を伝えられます。そして何より、AIが会話の内容から被害届の下書きや保険会社への連絡サマリーをその場で作成。パスポート番号やカード番号を端末内に保存しておけば、電波が届かない状況でも取り出して確認できます。SIMがつながらないときのオフライン診断も備えています。有人での対応や海外旅行保険とは違いますが、24時間いつでもあなたのトラブルに寄り添い、公的な窓口へ正しく、早くたどり着くための橋渡しをお手伝いします。(手続きはイタリアの警察・大使館の窓口で行ってください)
参照した情報源
- 外務省 海外安全ホームページ「イタリア 安全対策基礎データ」(更新日 2025年11月27日).https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_153.html,(2026-09-06閲覧).
- 外務省 海外安全ホームページ「イタリア 緊急時の連絡先」.https://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbemergencycontactnum_153.html,(2026-09-06閲覧).
- イタリア国家警察(Polizia di Stato)「Denunce online」.https://www.poliziadistato.it/articolo/denunce-online,(2026-09-06閲覧).
- イタリア国家警察「Denuncia via web」ポータル.https://denunceviaweb.poliziadistato.it/,(2026-09-06閲覧).
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